料理というのはボケ防止に効果
ところで料理というのはボケ防止に効果があるらしいと言われていることは御存じだろうか?いかに効率良く作業をするか、ということを考えながら手や体を動かすことは脳の活性化に繋がるらしい。確かに何も考えずに一つ一つ作業をして作っていると到底温かい料理は出せないし、いつまでも食材に
触れていると折角の新鮮な食材が傷んでしまう。そう考えると、なかなか理にかなった話である。そういうことならば是非とも定年を迎えた男性にも料理をオススメしたい。料理は苦手、という方もよく見かけるが半数以上は料理自体したことがなくて苦手。または料理本を見ながら挑戦したけど上手くできなくて、それ以来してない、という人が大半なのではないだろうか。だとしたら、それは実に勿体ないことだと思う。何も「料理」と気構えることはないのだ。例えばレタスをちぎって洗い、プチトマトのヘタを取って洗い、きゅうりを適当に刻んで、それらを皿に乗せれば立派なサラダの出来上がりである。これだけの工程でも立派な料理なのだ。それにマヨネーズでもドレッシングでも何でも良いから好きな調味料をかけて食べてみれば買ってきた出来合いもののサラダよりも不思議と美味しいと感じることだろう。それは何故か?理論的に言えば、野菜を切っておいておくと時間が経つとともに新鮮さを失いシャキシャキとした歯ごたえは失われていく。切り立てで、みずみずしい野菜を盛り付けてすぐに食べれば美味しくて当然なのである。「切り立て」「茹で立て」「和えたて」「揚げたて」など「できたて」が美味しいと、よく言われているが実際に自分で料理して食べてみるとそれがよく実感できると思う。そして実は「自分で作ったもの」という事実が意識しているにしろ、していないにしろ「美味しい」と感じるエッセンスを加えていたりするである。もしもサラダを作ってみて「美味しい」と感じることができたなら儲けものだ。次はもう少しだけ難しいと思うものに挑戦してみると良いだろう。作るうちに段々と楽しくなってくるに違いない。「失敗は成功のもと」と言うが料理ほど、この言葉がしっくりとくる作業はないと思う。失敗を重ねるごとに段々と良いものに近づいていけるからだ。飽食、と言われている今の時代。別段ムリをしてまで料理をする必要はないのかもしれない。望めば何処にでも食べたいものが売られているし飲食店に入れば出来立ての料理が食べられる。けれども、こんな時代だからこそあえて手作りの愛情こもった温かみのある「料理」をしてもらいたいと思う。貴方の手で作られた料理が、きっと誰かを喜ばせることができるのだから。